ジェンダー平等を求めるフェミニズム運動や、反差別運動をしていて一番大変なのが「メンタルの保ち方」。
社会運動をしているとデマを流されたり、SNSなどでしつこく絡まれたり、そもそも戦っているそのものが差別ということもあり、自分の心が削がれ、疲れてしまう日もあります。
そして、自分のことが信じられなくなってしまうことが多々あるでしょう。
そんな時、「自分を励ましてくれるもの・こと」を知っていれば、少し落ち込んでもまた少し休んで元気を出し、運動に取り組めるかも。
今日は、そんなフェミニストたちの心を癒してくれる方法をご紹介します。
フェミ飲み会を開く
同じように活動している仲間と、ご飯会を開きましょう。
アンチフェミニストから攻撃されていると、「自分は間違っているのだろうか」「自分は一人なのだろうか」と思わされがち。そんなときは、フェミニストの仲間たちと楽しい時間を過ごし、悩みを共有し、自分の目標を再確認することで改めてエンパワメントされること間違いなし。
同じ目的を持っている人たち、そして何より差別的な発言をしない人だけでの交流の場は、あなたが安心して過ごせる大切な場所です。
あなたも元気をもらえますが、あなたが他の仲間に元気を与えることも同時にできる、最高の場になるでしょう。
イベントや院内集会に行く
コロナ渦でオンラインでの開催が増えていますが、フェミニズムに関するイベントや、女性の権利に関するアクションを起こしている人たちの議員会館での集会などが定期的に開催されています。
フェミニズムのイベントだと、主にフェミニズム関連の本が出版され、それに伴いイベントが開催されることが多いです。
その他、フェミニズムを学びたい人のための講座や勉強会、社会活動の報告会などもあります。
いろいろなことが学べますが、リアルのイベントだと特に、参加者と繋がれる場でもあります。
SNS上でもたくさんのフェミニストと繋がれ、エンパワメントされますが、リアルだともっともっとその効果は大きいはず。
院内集会では議員さんも参加されているので、女性差別について取り組んでいる議員さんのお話をリアルに聞ける絶好のチャンス。
特別に名乗る必要性もないですし、一度勇気を出して参加してみることをおすすめします。
SNSから離れてたり、鍵をかけてフェミニズムのことを一瞬忘れる
運動を続けるためには、無理をしないことが一番。
たくさんの情報が入り乱れているTwitterなどから、少し距離を置くことも効果的です。
例えば、一週間はSNSを見ないと決めたら、一度アプリを消してもいいかも。
最近のおすすめは、Twitterに鍵をかけること。
鍵をかければ、一度嫌なことを言ってくる人はブロックしてしまえば二度とあなたをフォローはできません。
公開している時の、「どれだけブロックしても次々沸いてくる」ということからは解放されそう。
SNSの中でも、facebookやInstagramはコメントが他者からも見られやすいし、自分で消すこともできるのでより安心して使えそう。
SNSを使った運動・連帯も多いので、無理に離れる必要はもちろんありませんが、ご自身が一番心地の良い使い方をされてくださいね。
いつ辞めてもいいと決めておく
フェミニズムの運動は、義務でもなんでもありません。
あなたがもうしんどい、となった時はいつでも辞めていいのです。
何よりも大切なのはあなた自身。
もしもあなた自身がダメになりそうならば、運動は辞めてしまっても大丈夫なのです。
失敗なんてありません。
それが途中であろうと、何もしなかった時より、確実に前に進んでいるのです。
そう思うことによって、逆説的ですが運動に長く関わっていられるかもしれません。
ぜひ、気軽な気持ちでいてください。
いつ始めてもいいし、いつ辞めてもいい。
一回辞めても、もちろんまた始めてもいいのです。
まとめ
いかがでしたか?
そのほかにも、疲れたら定期的に休みを取って、お風呂にゆっくり浸かるとか、大好きな映画を見るとか、とにかくたくさん寝るとか、お花を飾るとか、ゲームに没頭するとか・・・
あなたの心が癒される、ときめく、温かくなることをしてあげてくださいね。